菜食料理人HANAEの綴るよしなしごと

満月の日に、Veganというこだわりをやめてみる

2006年にマクロビオティックに出会って。
ベジタリアンという生き方をすること、10年。

そのうち、身に付けるものにまでこだわって。
Veganという生き方を4年。
かなり厳格にやってみた。

食べるものはもちろん。
動物性が入っていれば、一切食べない。

お洋服や靴、カバン、アクセサリーも。
皮や、ファー、ウール、ダウン、パール、シルクが使われているものは、全部手放して。

もちろん買わない、身につけない。

日用品も、シャンプー、化粧品、洗剤などなど生活を取り巻くありとあらゆるもの。
動物性と、動物実験されてる製品、化学物質が使われてるものは一切使わない。

まぁ。
なかりなものを排除して生きてみた。

自分が心地よい部分もあれば、
矛盾を感じる所も出てくる。


その中で一番困ったのは「靴」

 
私も世の中の女子の多くがそうであろう。
靴大好き人間だった。

20代は、7センチ以下のヒールは靴として認めない。
何という、強気。笑

下駄箱はパンパン。
部屋に靴箱が山積み。

1年に1回履いた?

まぁ。
良くある話。

食と一緒で、好みも変化していったけど。
靴に限らず、モノが溢れていた時代から。

なるべくシンプルに、ものは少なくなったのは、
大きな変化。



ビーガンで生活してみよう。
と、決めた時から。

何が使えるのか、着れるのかを宝探しみたいに。
ゲーム感覚で、お買い物する。

仲間達と情報や悩みを共有して、
ビーガン御用達のブランド。が見つかってくる(笑)

そんなことが、楽しくて。
ビーガンだってオシャレ出来るよーを、楽しんでた。

なのだけど。
冬のブーツが本当にストレスだったんだよね。

今思うと。


皮製品を避けるから。
「合皮」を買う。

石油製品。
はき心地もあまり良いものは、少なく。
見つけるのが大変で。

しかも1年で壊れることが多く、毎年買い換える事は、
全然地球に優しくないなー。

という、矛盾。

まぁ、コレは靴に限らず。
の所も多々あるのだけど。


今現在。
私を取り巻く環境も、ライフスタイルも、
少しづつ変化をしてきていて、
心地よさを感じるもの、作り手の思いを知る機会も増えていく。

素敵な、心から良いな。
と思うモノの出会いも多い。

だけど、
そう思うものでも「Vegan」という、枠に縛られ、
身につけない選択をしてる私がいる。


ぼんやり、いろいろ想うこともあって。

【今年は靴は、合皮を買わない】

そう、決めてみる。



そんな風に思ってるんですーって、
and CAFEの朝、お料理しながら、
そんな話をしていたら。


すぐ出会いました。笑
nanadecorさんで、danskoさんの靴。

すごくはき心地良いよー。って聞いて。
履いてみて。

はい。
即決!

値段も聞かぬまま。
素材も確認しないまま。

あっさり決断して、
私の足元に。


長くお付き合いさせていただきます。



ただ、自分の直感で。
決めたこと。

長くこだわってきた、Veganの枠を壊した瞬間。




食べることは、Veganでいる方がまだ好きで。
私にはあってる。

本当にたまーーに質の良い、動物性を入れるくらいでちょうど良い気がする。

身につけるものは、生産の過程まで遡って。
納得して、一生使えて、
何より、私が心から愛せるアイテムに出会ったら。

Veganという枠を超えて。
サステイナブルな選択をしていきたい。


だから、今日の満月に。
こだわりを、手放してみる。


また、選択の基準が変わったね。

次に私の枠を壊すのは、
何かな?

まだまだ進化は続きますよ。


HANAE

真実はいつもあなたの中に

87LighthousE HANAE 菜食料理人 Vegan料理専門家 Voyager Tarot 国際認定ティーチャー / コーチ/ リーダー